一人になってしまった話

表題の通り。

ちなみに、わりとリアルタイムな話題だ。

婚約破棄。冗談みたいなワードが自分に降りかかってくるとは思わなかった。

 

色んな悪い出来事が重なって、完全に心が折れていた所にこれは、正直・・・キツい。

原因とか不満とか、そんなものは書いても仕方が無いので、ここに書くことは殆どない。

もう仕事は手につかないし、週末はツーリングどころではなくなってしまったし、なんだかもうただただ放心状態。

どうやって立て直そうと、藁をも掴む思いで心を立て直す手段を探して婚約破棄体験談ブログを巡っている始末だ。

 

しばらくは、狂ったようにバイクに逃げるしかないだろうな、と思っている。

婚活・・・するかなぁ・・・。

RSV milleを直す準備を始めた話

まえおき

このブログを始めた時点で、事故で入院して以降、部品供給が途絶え放置している愛車があります。

aprilia RSV mille です。

かれこれ15年以上昔のイタリアのSBK(スーパーバイク)ホモロゲーションマシンです。

当時のSBKを知らなければまず知らないくらい、知名度は低いバイクです。

逆に現役で当時のSBKを見ていなくても、DUCATI 996やVTR-1000SP1と同期、と言えばピンとくる方もいるかもしれません。

SBKと言っても今の時代、別段特別凄いバイクというわけでもないのです(顔は凄く独特です・・・)。

しかし、Vツインで、動きに癖が無く、荷物が載り、フレームが美しいというイタリア車と日本車の良い所を掛け合わせたようなバイクで、現行車にこれに代わるバイクが存在しないため、手放さずにヤフオクで部品の出待ちをしていたのでした。

僕個人は勝手に「Vツイン版の隼」と呼んでいます。

それくらい扱い易く、空力に優れ、意外な事に信頼性も高いバイクです。

(燃費の悪さには閉口してしまいますが・・・)

つまり、非常にツアラーとしての適性が高いバイクで、最近峠遊びを殆どしなくなった自分には良い旅バイクとして手元に置いておきたかったのです。

SBK?それはもう過去のお話ですし。

 

本日のつぶやき

4月の頭頃に事故で入院し、そのまま部品が出ないということで眠りっぱなしのこのミレを起こすことにしました。

一月以上も寝かせていたのは、単純に部品が無く、あるとしても法外な修理費がかかるから保留していただけ、というのが理由です。

純正インナーチューブ一本13万は流石に開いた口が塞がりませんでした。

それ以外にも、自動車に側突されたのでアッパーカウルが傾ぎ小首を傾げたような面構えになってしまい右のカウル全体が固定できていません。

灯火類はバキバキですし、ラジエターは押され、フロントフェンダーはフォークブラケットごと砕けました。

曲がっていて修正を試みたハンドルは見事真っ二つになり、しかも部品が出ないとのことで部品交換も保留・・・。

アマゾンで注文した社外レバーは中国の税関で引っかかり一月経ってもまだ届かないという有様。

しまいには嫁に「もういっそもう一台ヤフオクで買ったほうが早いんじゃない?」と言われる始末。

そう言ってもらえるのは理解があって嬉しい限りなんですが、置く場所というか引越す時にどーすんのよって話がね・・・?

 

それがここに来てようやくレバーが届き、ヤフオクでレーサーのミレが一台バラされたこともあり、部品確保ができました。

まず予備としての左右フォークセット。そして肝心の左右ハンドルセットとアッパーカウルステーを確保。

ついでにカーボンリアフェンダー(サスの泥汚れ対策)とバトルファクトリーのバックステップも入手。

昔はバトルファクトリーもミレのステップを出していたんですね。初めて知りました。

今でもあるベビーフェイスのステップはあまりに高価なので、こちらで妥協することにしました。 

 

結局、合計すると結構な金額にはなってしまいましたが、これで何とか元通りとは行かないまでも、走れる状態にはできる見込みが立ちました。

幸いなことにブレーキ周りは被害がないようで、フォークも恐らくねじれているだけなので組みなおすだけで直るでしょう。

ラジエターやカウルのチリは流石に直らないでしょうが、こればっかりは仕方ありません。

200km/hで走って空中分解されたら困りますが。

兎にも角にも、流石に長距離ツーリングを200DUKEとXRだけで過ごすのは無理があるので、胸を撫で下ろしているところです。

今後関西へ遠征することも増えてくるでしょうし、いつまでも嫁の200DUKEを借りてばかりもいられません。

XRなんてこれからMXタイヤ履くところですから、本当に助かりました。

さぁ、頑張って直すぞー!

お店に行ったらレーサーとコースを勧められた話

まえおき

なんだかむず痒いので文体を自然体に変えていきたいなと思っているイッヌです。

おはようございます。

 

本日のつぶやき

僕の住んでいるところは神奈川県でもかなーーーり西の方でして、全国的に有名な険道の麓に程近いのですが、その近くにひっそりとオフロードをやってらっしゃるお店があるのです。

(現時点ではブログ掲載許可を戴きに行っていないので、詳細は割愛します)

昨日はそこに遊びに行きました。

実際の所何をするわけでもなく、ただ21時と比較的遅い時間まで営業されている上に、WEX参戦などをされているお店なのでどんなところかな、と偵察に。

色々事情などを話し、今の自分の足がつかなくてXRに苦労している話なども相談に乗っていただいたりもしたのですが、そうこうしているうちにあれよあれよと話が進んでいってしまいます。

「もうさ、猿とかじゃなくてちゃんとコース走ろうよ。そっちのが上手くなるよ」

え?え?コースですか!?

「敷居高いと感じるなら一緒に行くかい?たまになら日曜休みに合わせるよ」

いえいえいえバイク屋さんにそこまでしてもらうのは!

「たまにならダイジョーブダイジョーブ。それに峠組だったらわかると思うけど、猿とか林道とか我流で走るのは限界あるよ」

いやはや全くでございます・・・。

「それに今のところ林道ゲロアタック専門じゃないんでしょ?ならXRで足着かないの関係ないよ」

そういうものなんですか・・・(日野EDのあれは一体・・・)

「結局余程の悪コンディションで延々とイゴイゴするのは技量か車体かタイヤが欠けてるわけだから、ローシートとか無理してまでその対策をする必要はないんだ。まずはフラットなコースで基礎を学ばなきゃ」

次々と押し寄せる疑問符や戸惑いを他所に、話はどんどん進んで行きます。

 

しまいには僕の考え方は比較的コース向きだということを見抜かれ、無駄に思いトレール車で燻っている時期はすぐに終わるよ、と煽られる始末。

「本当はレーサーに乗るのが一番いいんだけどね、折角XR買っちゃったんだし、当分は林道も走るでしょ?ならとりあえず自走でもいいよ。タイヤが勿体無いけど」

公道向けって言うわりにD605もびっくりするほど減っていきましたね・・・。

「ええ・・・どんな乗り方してるの君・・・とりあえず公道向きのタイヤは後で教えるけど、できればコースは格安レンタカーを二人くらいで割り勘するといいよ」

なるほど、仲間が居ると楽なんですねやっぱり。

「遅かれ早かれどこかで骨は折るからさ、一人で行くと帰ってこれないのが一番怖いんだよね」

(((((;°ω°))))ええええ生々しい・・・

「長野のGAIAとか面白いよね。一番近いなら勝沼があるからまずはそこ行くといいよ」

 

・・・・・

 

そんな会話を一時間以上も続け(大変なお時間頂いてしまい申し訳ありませんでした!)、

・とりあえずもうしばらくXRに乗ってよう

・まずはタイヤを履き替えよう

・雨続きの今週が終わったら様子を見てコースに行こう

・一緒に軽トラ借りて遊びに行ってくれる友人を探そう

ということになりました。

「僕もオフを始めたのは30過ぎてからで、かれこれ4,5年WEX参戦して上位入賞も狙えるようになってきたので、今の君でも遅くないよ」

と励ましのお言葉をもらい、しかもお古のタイヤまで譲っていただく始末・・・!

恐縮で頭が上がりません。

 

冷静に考えてみるとトランポを勧められるのは最もな話で、

新品のオフタイヤを入れる→舗装路20kmも走れば美味しいところがなくなる→事実上公道は走れない→トランポ運用が前提になる→トランポ必須ならもうレーサーで良くね?

という構図になってしまうわけですね。

そしてレーサーなんてXRの比じゃない程軽い。

YZ125なんて馬力ほぼ一緒でこれより40kgも軽いわけですから・・・。

この軽さなら転倒もイゴイゴもそんなに嫌にならない=続けやすいということになります。

確かにこれならオフはトランポ勢ばかりになってしまうのも道理です。

MXタイヤに神経使って舗装路自走するくらいなら4000円出してトランポしたほうが精神衛生上もよろしいですしね。

 

そして一番心配に思っていたレーサーの維持についてですが、言うほど国産2stレーサーはデリケートでもなく、毎回エンジンをOHしなきゃいけないとかいうのは都市伝説だとか。

ピストンリングも2本あるそうですし。

店長さんのYZ250もかれこれ3年目でまだエンジン開けずに調子を保っているという話も聞き、少し安心。

デリケートなのは4st勢、特にKTM辺りらしいですね。

それなら全然維持も考えられます。

ただし、混合ガスの比率には注意すること、走行後しばらく走らないならちゃんとガスは抜いておくことは守ったほうがいいとのこと。

なるほど、公道の2stマシンではあまり考えた事がなかったです。

 

結局その日は、レーサー的にはおいしい所が終わった(素人目にはほぼ新品に見える・・・)VEをゲットしてホクホク顔でミシュランマンして帰ってきました。

しかし一晩立ってみて、ベランダに置いたVEがこの後の勝沼や猿までの自走ですぐ角が無くなるのかと思い始めると、嫌でも今後のオフの楽しみ方を再考せざるを得なくなっています。

 なまじオンの本格的なサーキット参戦よりも単価が安くとっつき易いだけに、あっという間に引き返せない沼に嵌ってしまうオフの恐ろしさの片鱗を味わったイッヌです。

越路林道へ行った話

まえおき

どうも、タイトルを流行に乗ってみました。イッヌです。

今日は山梨県道志道、越路林道へ行った話です。

 

 

本日のつぶやき

越路林道。

道の駅道志から程近い小道を入って行くと、自分で開けて、自分で閉めてねというスタイルのゲートに仕切られた林道があります。

その手の方々にはわりとメジャーな場所らしく、そこにこの日は自分:XR250、友人:クロスカブ改(125cc化オフタイヤ)で遊びに行ってきました。

 

まだ舗装の続く入口からすぐにだいぶ荒れていて「あっこれはクるな」とすぐにわかる雰囲気。

実際少し走ると舗装はすぐに途切れます。

そして突入するダート区間は、のっけからハードでした。

結構な上り斜面に、柔らかい土の上に拳大より大きな岩がゴロゴロ、右手は落ちたら登り様の無い大岩と流木だらけの沢。

岩にフロントを弾かれ危うく崖に落ちかけて転倒したり、谷側にビビり山側へ寄ったばかりに深い泥に突っ込み転倒したり、まぁ転ぶ転ぶ。

それも、どの転び方も谷側に転び一人では起こせないとか、フロントが埋まり一人では引っ張り出せないとか、バイクの下敷きになり一人では脱出できないとか、もう本当に一人で来なくて良かったね!という散々な醜態を晒したわけです。

一番酷いものは、突っ込んだ泥が前輪の1/3ほどが埋まる深さがあり、押せども引けども身動きがとれず、5分くらいそこでイゴイゴしてたことでしたね。

岩にブチ当てて早速ハンドガードも変形しましたし・・・。

終始助け続けてくださった友人に感謝!

 

一方のカブはいずれの箇所も楽々クリアといった様子で、車体の軽さと足つきの良さによる走破力をまざまざと見せ付けられました。

それを見て「やはり最初は230クラスにしておけば・・・」と、この日だけで10回以上は言った気がします。

特に、こちらは純正のロング過ぎるスプロケットの設定が足を引っ張り、マディや坂でスタックしたとき、押して出そうにも常に半クラが必要な状態でまともに押せません。

そこに磨り減ったD605+マディという状況が重なり「まさにしなくて良い苦労」ばかりをしていたわけで・・・。

車体構成とタイヤの重要性を痛いほど思い知る事となりました。

帰りなんて疲れすぎてテンションガタ落ちでした。

本当にお疲れ様でした。

 

 あれがほしい、これがほしい

その結果欲しくなった部品類のつぶやき。

・リアキャリア

車体が自立するほどのマディのスタックで、後ろに引っ張り出す手段が無い。

・新品タイヤ

次のタイヤはツーリストか?AC10か?もうイゴイゴしたくない・・・。

スプロケット&チェーン

もう日常ユースなんて知らん!俺は48Tを入れるぞ!

・ローシート

乗り心地?スタックして足が着かなくなる恐怖に比べれば些細なことですよ。

 

メモ

タイヤ交換に伴い、

IRCのヘビーチューブ(交換しにくくなるそうなので保留?)

・エアバルブマッドガード

ビードストッパー×3

が必要。

 

これはまた結構な金額が飛んできそうです・・・。

欲しいものを考えた

まえおき

先日の猿が島でソロオフの危険性を身にしみて感じ、大慌てで仲間探しに奔走しています。イッヌです。

 だれかー!!

 

さて、今回は今の自分の装備や、車体の仕様についてです。

使い方の前提は、ややハード目 な林道アタックや猿が島の森側を考えています。

 

 

まず自分の装備について

自分の普段装備しているオフ装備を紹介します。

・・・普段と言っても、まだ2~3回目の練習ですが。オフジャージ?そんな装飾にかけていられるお金はありません。

 

・ヘルメット

 【SHOEIVFX-W

・ゴーグル

 【SWANS】MX-797II(当方メガネのためスポンジカット加工)

・オフグローブ

 【FOX】オフグローブ

・プロテクター

 【ウミネコ】プロテクションジャケット or【KTMパワーウェア】春・秋用ジャケット

・ニーガード

 【リアット】デュアルアクシス

・オフブーツ

 【FOX】COMP5オフロード

・パンツ

 【ワークマン】ストレッチカーゴパンツ

 

今更多くを語っても仕方が無いので、この中で特にオススメしたいのが以下の2点。

神ニーガードと呼ばれるデュアルアクシスと、鉄板オフブーツとされているFOX COMP5オフロード。

この二つは本当に良い買い物でした。

もう随所で溢れるほど書かれているので今更ではあるのですが、装着してみて、改めてこれらが絶賛される理由がわかりました。

単体でも非常に出来が良く、不満点が全く見つけられません。

当然、実績があることからわかるように、組み合わせたときの干渉などもなく、相性も完璧です。

絶賛し過ぎたので、長くなります。

 

まずニーガードですが、これ以上のニーガードはありません。以上。

・・・。

いや、ホントですって!確かにこれしか持ってないけど他のもちゃんと試着してますから!

何が良いのか。これも語り尽くされてますが、ズレない。フィット感が圧倒的です。

どれほどずれないのか。普通ニーガードというのは、ニーパッドほどでないにせよずれてきます。

歩いたり乗り降りしたり・・・運転中のスタンディングでも落ちてきます。膝の屈伸や車体の振動で。

しかし、これはズレません。全くと言ってよいほどに。

非常に広い範囲のカバーと、3箇所のベルトでガッシリと固定してくれ、殆ど動かないのです。

凄いのがワークマンの滑りにくい素材のパンツの上に装着してパンツを引っ張っても簡単にはズレないんですよ!

これ普通のガードだったらパンツごとズリリリ・・・って行きます。

それを嫌ってガチガチにベルトを締め上げ、今度は足が鬱血してしびれてきます。

デュアルアクシスはベルトのホールドが良く、そんなに締めなくてもズレません。

それだけ足の形に合っているわけです。

 

そして次に可動範囲。こちらも最上級です。

なんと膝曲げて蹲踞の姿勢が取れます。膝ついてエアチェックとか余裕です。

そしてここまで曲げてもズレません。

色んなニーガードを触って来ているライダーさんにしてみれば、ちょっと何言ってるかわかんないレベルです・・・。

 

まだあります。ベルトの固定はワンタッチです。

いいですか?ワンタッチです。ベルクロでベリベリやんなくていいんです。

ワンタッチでかつ、ベルトの長さはベルクロで自由に変えられます。

一般的なS/Mサイズで、自分のような50kgの超細身の足でも、ベルトの長さが長すぎてテンションが足りない、ということもありません。

Lサイズはきっとマーカスみたいな筋肉ダルマ人間だけだと思います。

長さを決めたらもう、ワンタッチです。

余りの出来のよさに、SSにもこれ履いて走ろうかと思っているくらいです。

 

次にCOMP5ですが、特に内装のクッションの質が良く、動き回っても靴擦れもせず長時間履いていられることが素晴らしいです。

日本人の足の形に実に合っています。

また、靴底も柔らかく歩き回っても疲れません。

柔らかいから防御力はどうなんだろう、とも思いましたが、上り坂で軽く投げ気味になって戻ってきたXRから逃げそこなった時、車体に足を持っていかれましたが何ともありませんでした。

少なくともジャンプでぶっ飛んだ、とかじゃなければまず問題ない防御力かと。

あと特筆すべき点として、脛部分のクッションが厚いので、上に書いたニーガードに圧迫されて脛が痛い、なんてこともありません。相性抜群です。

そして軽い。バックルを全解除すれば普通に長靴気分でドカドカ歩けます。

 

強いて言えば靴底の凹凸が激しく、ステップに引っかかりすぎるきらいがありますが、これのおかげでマディの中でも平然と歩けたので致し方ないところでしょう。

底がフラットなタイプもありますので、ここは使い分けでしょう。

この靴底のおかげで泥沼の中で立ち往生し、車体を押し引きするようなシチュエーションでは非常に有効で、ゲロアタックや自走ED志向の自分にとっては神のようなアイテムでした。

林道キャンプライダーからミドルクラスのハードエンデューロライダーまで、広くオススメしたい一品です。

 

ガエルネのG-REACTとかも良かったのですが、COMP5に比べると少し重いです。

内装も硬めで踝周りの当たりが強く、これで歩き回るのは靴擦れが少し怖いですし、底も固く靴下を選びます。

厚手の靴下との相性が良いでしょう。

また、前述のCOMP5ようなトレッキングシューズのような靴底でもないので、マディでの立ち往生は少し心配です。

ハード外装の防御力は魅力的ですので、どちらかというとMXなどののコースに向いているのかなと思いました。

 

 

 車体について

さて、こちらは車体についてです。

車両はXR250(MD30)後期。03モデルなので倒立化してすぐのモデルですね。

装着部品は、

・アマゾンで調達したノーブランドのアルミハンドガード

・プロスキル製スキッドプレート

・AIキャンセル

・RSVマフラー

・スタックベルト

・ネオプレーン製フォークブーツ

・タイヤは前後D605

以上です。

まだミラーも純正ですし、キャリアもついてません。スプロケットもノーマルです。

あ、方向音痴なのでスマホステーだけつけました。

 

そしてここで、早速不満が噴出しています。

まず、リアキャリア。

これがないとスタックしたり横倒しになった車体を引きずり倒すのに非常に苦労する。

後ろにバッグを載せたくてもそれもできない。

 

次に、トラミラー。

こかすたびに折れそうで心配です。というかミラーが折れるのはよいのですが、レバーホルダーごと持っていかれやしないかヒヤヒヤ。

 

そして何よりスプロケット。こればっかりはどうにもなりません。

今は純正のF:13T/R:39T。ロング過ぎです。

1速の粘りが足りなく、2速は速過ぎ、1.5速が欲しい状態です。

かといって、アタック御用達の12/48という仕様は公道で乗るには非現実に思えます。

あまりに短すぎる。さて、どうしたものか。

ベストは普段13/48でアタックの時は12/48化かなぁとか考えておりますが、チェーンも買いなおすとなると結構な出費になりそうです。

 

・タイヤ

本当は最初に書くべきはこれでしょう。今は3部山のD605。

オンロードでは快適ですが、過去の経験から自分の使い方では足りるわけがない。

現在は安くて実績のあるAC10か、クソグリップと名高いツーリストを考えています。

 

ビードストッパー

猿が島という本格的なオフ運用をする以上、これも欠かせません。

現状パンクが恐ろしくてエア圧は1.3barより落として走っていませんが、まだオフでは突っ張る感じがするのでタイヤ交換に合わせてつけようと思います。

 

・・・・・

 

なんというか、今すぐ全部揃えたいぐらいだけどそうすると絶対破産する、といった部品や装備が多すぎ、見事に沼に嵌っております。

あとこれ書いてて思ったんですが、オフは敷居が低いなんて言葉、あれには少々語弊があると感じました。

確かに「公式レースに参戦する」敷居はとても低いんです。

その辺で投売りされてるセローにMXタイヤを履かせ、オフ装備一式を揃えさえすれば、それだけで全国トップのライダー達と同じ土俵に立てます。

しかし、それはあくまでレースの話。

まず、オフを走り始めるまでの敷居は結構高いのです。

普通免許を取っていきなりオフメットは買いませんし、オフブーツだって買いません。

(最初からオフ志向の人とか別ですが、あまり聞いたことはありません)

しかもオンと違い、軽い林道程度の使い方でもオフブーツとニーガードだけは絶対と言われるほどです。

結構な額の買いなおし+αが発生するわけです。

 

オフは確かに素晴らしいジャンルです。低い速度で安全に限界を学べますし、「走破」という喜びは他では味わえません。

レースもオンほどお金はかかりませんし、車体もタイヤも安いです。

トータルの費用面でも敷居はとても低いです。

しかし、装備をそろえなければならない最初の敷居は実は結構高いほうだと思うのです。

そして装備をケチって取り返しのつかない怪我をする方も少なからずいます。

「山をナメるな」です。

知らない人は大怪我をしますし、知っている人は尻込みしてオフに来ません。

オフ業界は、裾野を広げる活動に併せて、そういった部分の啓蒙活動ならびに、精神的敷居を下げる活動をもっと行っていかないといけないのかな、と素人目ながら思いました。

猿が島へ行った

まえおき

はてなブログ、何も触らないで書くと行間が広すぎて読みにくいですね。

古いFC2ブログのようにもっとテキストぎっしりが好きなのですが・・・流行りか。

 

さて、内容はタイトルの通りです。

先日、愛車であるaprilia RSV milleに向かって発射された軽自動車ミサイルによってもたらされた保険金で、ミレを直さずここぞとばかりにXR250(後期)を買い、オフロードを始めました。

何やってんだ自分。

もっとも、古く不人気なバイクだけあって部品供給もなく、現状直る目処が経っていないので仕方が無いのですが・・・。

よって、しばらくの間、このブログは初心者オフライダーブログのような雰囲気に・・・なったらいいなぁ。

 

本日のつぶやき

去る事5/9(水)。

個人売買で入手したXR250(MD30)後期のナンバーを取得し、その足でかの有名なオフロードライダーの聖地?猿が島へ行ってきました。

台湾製のいかにもパチモン臭いハンドガードとボコボコの中古スキッドプレートをハンマーで引っ叩いて取り付け、3部山、空気圧もは1.8barもある状態のD605を履いたままで。

今朝まで降り続いた雨の事をコロッと忘れ(ナンバー取りに行った帰りで降られていたのに!)、ちょっとだけ偵察、という気持ちでマディみ溢れる猿が島の入口の坂を下ってしまったのが運の尽き。

もうね、なんなんでしょうね。

猿が島、ブログなどで情報収集はしていましたが、いざ行ってみたら池しかないんですよ。

コースの下見だけでも・・・と思い何故か入口から南下し、気がついたときには引くに引けない状態になっていたわけです。

 

あたり一面、沼、泥、丸石。もうそれしかない。

5分とたたないうちに早速泥で滑る上り坂を越えられず転倒。

ハンドルが斜面下側になったため、引き起こしに大変な苦労をしました。

何せ自分は体重50kgのもやしっ子。

カタログ133kg、実際はガード類でそれ以上に重くなり、120度ぐらいの角度で転倒しているXRを、タイヤを蹴飛ばし、スタンドを引っ張り、ハンドガードで引きずり倒して丸5分以上かけて起こす行為だけで、この倒立フォークと空冷というだけでジャケ買いしたような250ccバイクを今後乗っていく自信が、猿に来て15分と経たないうちに砕かれたのでした。

 

実際この日のコンディションは本当に酷くて、常連をして「私以外に走っているバイクを今日見ていない。あまりに酷い。2週走ったがもう帰る」と言わしめる程らしく、今日フラッと軽装できた自分は余程の酔狂者という扱いを受けてしまいました。

イヤコンナニナッテルナンテシラナカッタダケダヨ。

普段フラットなサンドであろう区間は全て足首より深い水溜りと、田んぼの中に足でも突っ込んだような底なしめいた泥の海でした。

あやうくブーツごと飲み込まれるところだったぜ・・・。

 

進もうにも、辺り一面沼。

引き返そうにも、辺り一面沼。

かといって恐らく今の自分がこの水溜りに突入したところで、転倒してエンジンが水を吸って徒歩で帰る羽目になるのは想像がつく。

覚悟を決めて走り抜けた脇の草地も実際は深い泥で、危うくバイクを自立させるところでした。

ここで埋まったら文字通り孤立無援なので本当に危なかった。

奇跡的に水没案件こそなかったものの、それでも斜面でうっかり前ブレーキをかけて転び、草に足を持っていかれ転び、丸石の上でリアがすっぽぬけ転び、酷いものでした。

おまけに途中で日が暮れてくるわ、脱出路は見失うわで殆ど遭難に近い有様。

すぐ目前30mに舗装された道路があり、クルマもビュンビュン走っているのを尻目に草薮の中で絡まった草を引きちぎり車体を引き起こしている時なんて、本当に自分は何をやっているのかと叫びだしたい気持ちに駆られていたり。

ていうかですね、何がきついって埋まったら最後のマディも怖いけど、一番怖いのがね、丸石。

この日は偵察程度だし・・・とニーガードを未装着で来たのがアダとなり、タンクが痛くてニーグリップはできないわ、転んだら膝割る確定だわで恐怖感からマトモなライディングもできない有様でした。

恐らく恐怖心が無い状態でも相当恐ろしいだろう区間で、身体が縮み上がっているのだから生きた心地がしませんでした。

丸石が最短ルートだということはわかっていても、それを迂回して更に道に迷う始末・・・。

それでもなんだかんだでコースを見つけ、ここでようやく、どうも自分は出口からかなり離れた場所まで行き過ぎてしまったらしいということに気づき、完全に日が落ちる頃にはどうにか出口に戻ってこれたのでした。

 

・・・・・

 

実は以前、加須のKTMショップのオフロードイベントで、レンタル車両で腰まで浸かるような水溜りや深いマディ、濡れたガレ坂などかなりハードなシチュエーションの経験があり、それが今回役立ちました。

これが河川敷でちょっと遊んだくらいの経験だったら、比喩ナシで帰ってこれなかったでしょう。

人間どこで何が役に立つかわからないものです。

お店には感謝しかありません。

この日、帰り道ではただただ苦いだけの思い出になったと思っていたはずなのに、洗車場の高圧洗車機で泥を落としているうちに(快感!!)だんだんと次回の攻略のアイデアが浮かんできて「あぁ、これがエンデューロという遊び方なんだな」と噛みしめた次第です。

あ、洗車後は余った時間でちゃんと地面の泥も流しましょう。

ここは公共の施設なので。

 

それでは、また。

はじめまして

はじめまして、イヌです。

名前はイッヌですが、書きづらいし読みづらいのでイヌで大丈夫です。

それでも周りの方々には結構ご丁寧にイッヌさん、と声をかけて頂きます。

皆さん優しいですね。

 

・・・・・

 

ここは個人的につけている日記や、ツイッターの備忘録のためにブログを作ってみました。

主にバイクライフの一人語りやメモ帳になることでしょう。

不精なものですから、殆どテキストオンリーの退屈な日記になるでしょう。

きっと文字の装飾もすぐ飽きてあまりしないでしょう。

流行の高画質でハイクォリティの写真なんかもっと無縁です。

 

 

・・・・・

 

ブログに触るのは10年振りぐらいです。

最近は殆どがツイッターでのつぶやきで文章欲は満足され、後に何も情報が流れないのに危機感を覚えてきました。

あれらは、昔ながらの個人サイトや失われし遺構mixiのように情報が残らず、フローして流れて行ってしまうのです。

 

そんなわけで長くなりましたが、これにて挨拶の〆とさせていただきます。